ジョージア(グルジア)ワインの歴史

ジョージア(グルジア)ワインの歴史

世界最古のお酒、ワイン

世界のあらゆるお酒の歴史のなかでも、最も古いのは果実酒で、ワインではないかと言われています。
紀元前8000年頃、新石器時代の人類は、コーカサス山脈南麓で野生種から人間に好ましい形質の新しい種をつくることに成功し、ブドウ畑を開墾したと伝えられており、その頃からワインづくりが始まりました。

ジョージアでは、毎年5月の第2土曜日に「新・ワイン祭り」、秋に「ピロスマニ祭」が開催されます。これらの祭りでは、子ども達が、民族衣装を身にまとって民族舞踊で盛り上がり、その傍らで大人達が前年度のベストグルジアワインに選定されたワインや自家製ワイン、さまざまな料理を並べて宴会を楽しみます。

多くの人々に愛されるジョージア(グルジア)ワイン

多くの人々に愛されるジョージア(グルジア)ワイン

ジョージアが1991年までの間、旧ソ連の支配下にあったこともあり、ジョージアワインは長い間その9割がロシアへ輸出されていましたが、ジョージアのワイン農家は、品質の向上に取り組み続け、輸出先もヨーロッパや遠く離れた日本など45か国に拡大しました。
さらに、2013年のユネスコ無形文化遺産登録がその勢いに拍車をかけたこともあり、現在では多くの人に愛され、楽しまれるワインとなりました。